参加企業インタビュー:株式会社大学サポート

会社名:株式会社大学サポート
代表者名:垰 康介
ホームページURL:https://web.daigakusupport.co.jp/

ー だんだん複業団に参加したきっかけ

弊社が参加したのは令和3年度でしたが、それ以前から取り組みを知っていて、とても先進的な取り組みをしているなと思っていたんです。私自身も県外出身で、愛媛県に来ていることもあり、都市部の温度感や視点は非常に刺激になりますし、外からの視点、特に都市部の複業人材と一緒に事業をやりたいというのは今の弊社に必要なことだったのが大きなきっかけでした。また、だんだん複業団に参加する前から、パートナーとなる人材に対して課題をどのように設定するかは難しいと感じていたので、この課題をだんだん複業団ではやろうということも決めて参加しました。

ー 実際に参加してみて印象に残っていること

愛媛県というマーケットの中だけ事業をしていると、どうしても独りよがりになってしまいます。事業をやっていて「これで本当にいいんだろうか?」という問いが常にあるんです。そのような中で、外からの弊社を見ていただいて「すごい意義あることをやってますね!」「やっていることはよく分かんないんですが、面白そうですね!」とポジティブなコメントを頂けたんです。会社としても、私個人としても、この仕事をやってて良かったんだなと非常に強く思いました。同じ愛媛の人に言われるだけでなく、都心部の人にも言われたことで、より客観的な視点で評価して頂けた感覚があります。また、参加されてる複業人材の意欲がものすごく高く、愛媛や松山のために何か貢献したいというポジティブな思いが伝わってきて、ポジティブなコメントやフィードバックをもらえて、その熱量の凄さは非常に印象に残っています。

ー 一方で、参加してみて難しかったこと

価値観のところで都市部と地方で少し違うんだなと思うことはお話している中で感じました。例えば、報酬面だったり、ビジネスの進め方だったり、関わり方のイメージだったり。資金が潤沢にあれば、トライアルでやってみるとか、仮説を立てていくつかのパターンでやってみることもできると思うのですが、弊社ではなかなか難しい。また、関わる人材に方に対しては、弊社の「パートナー」として関わってほしいなと思っていたのですが、そのスタンスが少し違ったりすることも話をしていく中でありました。スキルや経験だけでないマッチングを目指していたので、ここの認識合わせは難しさを感じました。

ー 実際にマッチングしてみて

マッチングしてから定期的にオンラインで打ち合わせを重ねてきました。いろんな視点でアイデアをもらったり、宿題をもらったりとこれまでとは違う仕事の仕方になりました。ただ、すぐに実行できる部分とそうでない部分があるので、まだ複業人材とどのようにパートナーとして進めていくかは試行錯誤をしています。それでも弊社が現在展開している「大学教育活動の支援」と「新卒採用活動の支援」を軸に、「大学教育をより良くしていきたい」という思いは変わっていないので、そこを一緒に追求していきたいと思っています。少子化が進み、愛媛県内の大学もいつなくなるかわからない時代の中で、大学教育の存在意義を高めていくためには、ただ学力を高めるだけではなく、考え方や価値観など、社会人のベーシックとなるスキルを身につけて、ビジネスの現場で活躍できる教育をしていくことが大事だと思っています。

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