【イベントレポート(前編)】松山市内企業と複業人材が “チームを結成” して成果を創出する「共創プロジェクトプログラム」の成果発表イベントを開催

本年度、だんだん複業団では松山市内企業と複業人材(以下、団員)がプロジェクトチームを結成し、3ヶ月間で成果物の創出を目指す「共創プロジェクトプログラム」を新たに取り組んできました。

本記事は、2023年10月からのワークを経て、2024年1月27日に松山市内で開催した成果発表イベントの前編レポートとして、プログラムの概要やプロジェクト参加企業の紹介、成果発表プレゼンテーションの内容をお届けいたします。

▼成果発表イベントの詳細はこちらになります。
https://dandanfukugyodan-matsuyama.jp/event-20240127/

はじめに -共創プロジェクトプログラムの概要-

本プログラムは、松山市内企業(※)とだんだん複業団員がプロジェクトチームを結成し、3ヶ月間で企業課題や地域課題について考える、本年度初めて実施したプログラムになります。
(※)過去(令和2年度〜4年度)のだんだん複業団に参加した市内企業が参加対象となります。

プログラムを通じて、
①市内企業の課題解決に貢献(特に新事業・新商品・新サービス等の全体設計からローンチまでを団員が伴走支援する)
②団員の松山との関係人口化に貢献(複業マッチングとは異なるプロセスでスキル・経験を活かし、新たな松山との関わりをつくる)
の2点を目的に取り組んできました。

本年度は、2社の市内企業と10名の団員がプロジェクトに参画し、「ラーニングプログラムの設計」と「農産物のブランディング・商品化」というどちらも新しい商品・サービスを生み出していく “0→1フェーズ” の2つのプロジェクトが立ち上がりました。

プログラムは全6回で構成し、Day1はチェックイン(お互いの自己紹介やチームビルディング等)、Day2〜Day4はゴールに向けたワーク、Day5は成果発表、Day6はチェックアウトを実施します。

プロジェクト参加企業(2)の紹介

株式会社大学サポート

オーナー:垰康介 代表
カテゴリー:教育
テーマ:『教育効果の高い』PBLプログラムを設計する
背景:現在、大学教育業界でフォーカスされている教育手法として「インターンシップ」と「PBL」があり、インターンシップは昨年度からプログラム化し販売を開始。「インターンシップ」と「PBL」ともに「実践や体験を通じて経験することができる共通点があり、これまで取り組んできたインターンシップのノウハウや知見を活かしながらPBLも設計したいと考えている。
ゴール:①教育効果の高いPBL用ルーブリックを作成 ②標準的なPBLサービスパッケージを開発

株式会社ディライトアップ

オーナー:森川直子 氏
カテゴリー:農業
テーマ:愛媛県産『鈴なりパプリカ』のブランディング・商品化
背景:クライアント先である飲食チェーン企業から、愛媛県八幡浜市を拠点とする新口農園が生産する「鈴なりパプリカ」のブランディングを依頼してもらっている。ヒット商品や目玉商品としてその美味しさを伝え、商品化に向けて考えていきたい。
ゴール:①商品名 ②キャッチコピー ③説明文の3点を軸にA4 1枚での企画書の作成

成果発表プレゼンテーション

株式会社大学サポートチーム

プレゼンター:(オーナー)垰康介 氏 (団員)土屋正隆 氏、石川弘毅 氏、片山直子 氏

■冒頭:PBLとは何か?

はじめに、プロジェクトオーナーである大学サポート・垰社長にPBLの説明をいただきました。

「弊社は会社名にある通り、愛媛県内の民間企業や大学機関を中心に、教育活動の支援を行っている会社になります。今回、共創プロジェクトプログラムとして取り組んだのが、大学教育の中で取り組みが進んでいる『PBL』(Project Based Learning:問題解決型学習)と呼ばれるものになります。ここ数年、大学教育の中でPBLは一つのトレンドになっており、企業の課題や社会の課題に対して、学生がグループになり、解決策を考えて提案していくような内容になっています。

大きく3つのステップからなっていて、1つ目が企業から課題を提供していただきます。例えば、自社の日用品ブランドをナンバーワンブランドにするためにはどうしたら良いか?新製品を作るにはどうしたら良いか?みたいな課題です。2つ目がそれらの課題に対して、学生がチームを組み、インタビューや調査活動等を行いながら解決策を練っていきます。そして、3つ目がまとめた解決策プランを学生から企業に対してプレゼンテーションを行います。

その上で、教育活動という観点から重要なプロセスとして、プログラムの最後に、参加した学生に対して企業や大学教員が提案したプランがどうなったのか等を評価することがあります。以上がPBLの簡単な概要になります。」

■プロジェクト団員メンバーの問題意識

続いて、プロジェクトに参加したメンバーから、今回のプロジェクト参加の動機やテーマに対する問題意識などをお話していただきました。

石川さん)
「普段は電力関係の技術者で、小学生等での授業経験がありました。PBLは言葉としてはここ数年出てきたものですが、活動としては昔から行われてきており、課題や問題に対して仮説を立てたり、解決するために行動を起こし、実際に検証していく過程こそが『考える』ということであり、『探究』なのだ。」

片山さん)
「普段はキャリアコンサルタントで、学生のキャリア相談などの経験がありました。昨今の学生事情についてご存知でしょうか。新規大卒就職者の内、32.3%が3年以内に離職するといったデータがあります。この理由は何か。働く目的や会社選びで学生が考えていることで共通している点は、自分の能力にあります。じゃあ、その自分の能力はどうやって分かるのか?そもそも本当に知っているのか?と思います。つまり、学生時代をどうする?といったことが重要であると私は考えました。
学生自身が自分の弱みや強みを知り、社会人基礎力を見直し、就業に必要なコミュニケーションを養うことができれば、例えば、クリエイトする力の向上、将来的な自律的なキャリアを考えることができると思います。また、思考力が鍛えられたりすることで、自分にとってのメリットを感じることができるのではないかと思っています。」

土屋さん)
「普段は建設コンサルタントで、昨今の人手不足に対して強い危機感がありました。以前まで高校、大学と進んで会社に入る流れが普通だと思っていましたが、10年ぐらい前から、人手不足が顕著になり、高卒での採用を進めて、教育や実務経験を積んでもらい、会社の課題や社会の課題に対して自らテーマを設定した状態で、大学で研究するといったサイクルができないかということをずっと考えていました。そうすることで、単なる就職活動ではなく、復職という形で会社に戻ってくることで、会社にとっても課題解決へのメリットが見出せるのではないかと思っています。」

石川さんは日本の教育技術法則化運動などに影響を与えたジョン・デューイ氏の言葉を引用して自身の関心を、片山さんは自身の経験から問題意識を、土屋さんは自身の勤める会社で抱えている課題をそれぞれお話をしていただきました。

■プロジェクト内で行なってきたこと

続いて、3ヶ月間のプロジェクトで議論されてきたことなどを土屋さんからお話していただきました。

「3ヶ月間、オンラインでの打ち合わせを繰り返しながら、PBLに対する意見や大学教育に対する意見、それぞれの問題点の洗い出しなどを行なってきたのですが、教育に対する価値観というのはとても幅広く、結果的にプロジェクト期間内は行ったり来たりを繰り返しながら議論を進めてきました。

例えば、PBLに対する意見としては、PBLを通じて答えのない課題に向き合う機会というのが相対的に増えているのではないかという考えがある一方で、PBLを通じて本当に知識を身につけられるのかは疑問もあるといった考えが出てきました。また、大学に対する意見としては、研究機能にプラス、教育機能にもっと力を入れてほしい。それは大学教育を改革しようという意ではなく、PBL的な視点から改善できることは多々あるのではないかという考えです。

その他にも、企業側の採用の実態やPBLに参加した学生が必ずしも採用につながるわけでない点、学生側もインターネットやAIツールなどを活用すればすぐに答えが見つけられる時代においても、自身が体験・経験したことを言語化するといった、考える力を養う必要がある点など、いろんな視点から議論が交わされていきました。

最終的に、今回のテーマにもある『教育効果の高い』という部分について、大学教育の成果=良い就職につながっていない現状があるならば、PBLに参加するのが大学生というのは必ずしも正しいわけではない。最近では、高校の総合的な学習の時間でPBLに取り組んでいる学校もあり、それによって進路や職業選択を広げている事例もある。そういった広い視点から仮説を検証し、サービスの設計を行っていくことが必要という認識でまとめを行いました。

本来であれば、具体的なPBL案までを考えていけたらと思っていたのですが、その前段の課題やアプローチ方法の認識合わせまでで、今回のプロジェクトは終了しました。」

■今後の展開

最後に今後の展開や関わり方について、それぞれからお話していただきました。

石川さん)
「教育活動にも携わっている立場として、これから時代の主流になるAIも見据えながら、血の通ったPBLとしては、学力だけでない部分で大切になり得る能力を身につけるプログラムをつくりたいと考えています。」

片山さん)
「キャリアコンサルティングの観点から、若年者だけではなく、学校卒業後の社会人も含めて、活用できるような仕組みづくりを検討していきたいと考えています。」

土屋さん)
「自身が関わっている地域で高校生のPBLが行われているので、そこで吸収したことをチームにフィードバックしたり、PBLの課題提供を行うといった関わりを模索していけたらと考えています。」

垰社長)
「今回、いろんな経験や考え方を持ち、立場も異なる団員の皆さんと議論させていただき、私一人で行っている会社としては非常に貴重な機会となりました。一方で、実際にこのPBLを自社で設計し、展開するとなった場合の具体的なアイデアや策はまだ練れていない状況であるため、そのあたりは今後の課題として弊社として取り組みを考えていきたいと思っています。」

■おまけ

当日はオンライン参加だった片山さんからプレゼン後にひとこといただきました。

「今回、大変有益な時間を過ごすことができました。このプロジェクトでの探求によって、自身の言語化しにくい部分を整理する一端になりました。他のいろんな視点が融合した時に可能性がもっと広がっていくんだと感じました。ありがとうございました。」

株式会社ディライトアップチーム

プレゼンター:(団員)福島香織 氏、小野恵美 氏、髙石美由紀 氏、水野昌彦 氏、清水覚 氏、佐藤直子 氏

■冒頭:プロジェクト団員メンバーの紹介

はじめに、福島さんからメンバーの紹介とプロジェクト概要の説明をいただきました。

「ディライトアップチームのメンバーは、広報PRをしている小野さん、映像編集をしている佐藤さん、デザインをしている清水さん、企業のブランディング支援をしている水野さん、キャリアコンサルタントをしている髙石さん、商品開発の支援をしている福島の6名になります。元々、愛媛に縁があったり、地方創生に興味のあるメンバーが集まりました。

また今回、プロジェクトオーナーであるディライトアップの森川さんのサポートを行っているアウトラインの木戸さん、パプリカの生産者である新口農園さんにも入っていただきながら、このプロジェクトを進めてきました。

今回のプロジェクトテーマは、愛媛産パプリカのブランディング・商品化を考えてほしいということで、新口農園さんが生産している『鈴なりパプリカ』をいろんな方に美味しそうと思ってもらえるような、新しいネーミングやキャッチコピーを検討してきました。最終的には、森川さんの取引先である飲食チェーンの企業様に提案するための資料作成なども今回進めてきました。

実際の商品はこんな感じで、直径が約8センチくらいで、少し平たい形をしています。上から見るとお花のような形をした可愛らしいパプリカになります。食べてみると非常に肉厚で、甘くて美味しいというのが私たちの感想でした。

初回の打ち合わせでは森川さんから、今回のプロジェクトの概要を説明いただき、実際にパプリカを食べてみての感想や質問などをシェアするところからスタートしていきました。」

■プロジェクト内で行なってきたこと

続いて、3ヶ月間のプロジェクトの過程と成果物などを各メンバーからお話していただきました。

小野さん)
「パプリカを実際に見た時、とても可愛らしい形が特徴だなと思いました。どのように料理をしたら、このパプリカがより惹き立つんだろうと考えて、上の部分を蓋のような形に切り、中に鶏肉と柚子を混ぜたものを入れて、蓋をした上で蒸してみました。また、友人にも食べていただいたのですが、とても甘くてどこで買えるの?と、とても好評で、多くの人に食べてほしいと思えるパプリカでした。」

福島さん)
「このパプリカは愛媛でつくられていて、このプロジェクトも愛媛のプロジェクトでもあるので、愛媛ということを前面に訴求した方がいいんじゃないかという意見がありました。ただ、森川さんや新口農園さんの意向として、乳酸菌を使った独自農法をしており、美味しさをきちんと伝えてほしいという要望でしたので、その認識をメンバーで持って取り組みを進めてきました。
そして、次のステップとしてはネーミングの検討を行いました。森川さんから伺ったお話を元に、パプリカの良さを伝えられるようなネーミングをメンバーで検討していきました。この時に、新口農園さんにヒアリングする機会をいただきました。」

髙石さん)
「今回、新口農園さんが思いを込めてつくられているパプリカ。一緒にプロジェクトを進めるにあたって、やっぱり農家さんの声を直接伺いたいよねとなりました。パプリカを育てることになった経緯や土地のこと、乳酸菌を使ったこだわりの育て方、どんな風にその美味しさを知ってもらいたいかなど、たくさんお話を伺いました。
その中で、このパプリカは愛媛の豊かな土地で育って、新口農園さんのこだわりや想いがたくさん詰まっていて、もう愛と想いがいっぱいの中で育てられているんだなと感じました。農家さんの生の声を伺えたことは本当に貴重な機会で、そのこだわりと想いを大切にみんなで検討していこうと思えた時間でした。」

福島さん)
「そういった時間も経て、このメンバーでネーミングのアイデアを出し合っていきました。また、私たちだけでなく、だんだん複業団の団員の皆さんにもアンケートを取らせていただき、その結果を元に、森川さんと木戸さんを交えて、最終的なネーミングを考えていきました。」

水野さん)
「ネーミングの決定プロセスとしては、とにかくまずはアイデアをたくさん出そうという声掛けをしました。結果的に113のネーミング案が出てきて、予想以上に出しちゃったなと・・。そこで、ネーミング総選挙をやることにして、アンケートフォームを使って候補を絞っていくことにしました。
アンケート結果を見てみると、大きく3つに分類ができ、一つはパプリカの名前をそのまま使ったもの。二つ目がタイパやラジカセみたいに省略したもの。3つ目が造語や何かの引用を使ったもの。ただ、分類してみても一つに決めるのはなかなか難しく、そこでネーミングの他にもう一つの成果物でもあるキャッチコピーもセットで考えて、トータルで決めていこうとなりました。」

福島さん)
「ネーミング総選挙の後、キャッチコピーの検討を進めて、パプリカとそのネーミングの両方とも愛されるようにという視点で考えていきました。各自が持ち寄ったアイデアの中から、どんな要素を残していくかを議論し、最終的に意味としてもぴったりくるようなもの、音としてもぴったりくるものをみんなで選びました。最終的な3ヶ月間の成果をご紹介します。
まずネーミングは、『ちいあま』と命名しました。皆さんに愛される名前になってほしいと、ちいさいけれど、大きなパプリカには負けない、濃くてあまい、かわいいパプリカという意味で命名をしました。キャッチコピーは、『甘さ まるごと 愛媛のパプリカ』と表現しました。丸ごと食べていただきたいという生産者の思いや愛媛で育てられたというところを込めました。
また、「ちいあま」という名前からパプリカを連想させるには時間もかかるので、現状としては愛媛のパプリカというところをあえて入れました。そして、その内容に合わせてロゴデザインも考えていきました。」

清水さん)
「『ちいあま』のロゴを考えるにあたっては、形がやっぱり普通のパプリカと違うので、その形の特徴をロゴでもしっかり見せていきたいなと思いました。また、『甘さ まるごと 愛媛のパプリカ』というキャッチコピーも商品名とセットで伝えていきたいと思いました。
さらに、パプリカのへたの部分は隠れコンセプトになっていて、愛媛の「ひめ」から、お姫様をイメージした王冠を彷彿とするデザインにしてみました。そして、このロゴを商品のパッケージやトートバッグなどのグッズ、いろんなものに展開できれば良いなと、お話の中で大事にしていると伺った乳酸菌の部分はパッケージに入れて、魅力を伝えられるようにしました。」

福島さん)
「最後に、商品企画書は私にて整理しました。商品説明としては、これまで整理してきた小さくて可愛らしい形で、甘みの強さが特徴のパプリカである点や温暖な気候で乳酸菌による農法で育った点などを入れました。また、こちらは補足程度になるのですが、メンバーの中で本当にこの形が可愛らしくて、お姫様のようだねという話があって、お姫様キャラクターを作れたらなという意見もあったので、今後の展開案として考えていけたらと思っています。」

■3ヶ月取り組んできての発見と課題

福島さん)
「今回のプロジェクトはいろんな地域に住むメンバーで、しかも初めましてのメンバーで進めていくということもあり、オンライン中心に企画をしていく、コミュニケーションをしていくのはとても難しかったです。ただ、その難しさ以上に楽しさとやりがいを感じることができた取り組みだったと感じています。
また、メンバーだけで考えるのではなく、森川さん、新口農園さん、木戸さんの意見も聞きながら、さらに、だんだん複業団の他の団員や事務局メンバーも巻き込んで、たくさんの方々とコミュニケーションをしていく中で、成果物をつくることができたのはこのプロジェクトの大きな成果だと思っています。」

■今後の展開

福島さん)
「森川さんからは、飲食チェーンの企業様に提案されると伺っております。ぜひ採用されて、多くの人たちにこのパプリカを食べていただきたい、愛されるパプリカになってほしいなと思っています。引き続き、何かお手伝いができることがあれば、関わることができたら嬉しく思います。今回、とても意義のあるプロジェクトに参加することができ、非常に感謝をしております。ありがとうございました。」

■おまけ

現地でプレゼンを聞いた森川さんからプレゼン後にひとこといただきました。

「とても素敵なプレゼンテーションでした。今回、プロジェクトの中でメンバーの皆さんがチャットでこれいいねとか、面白いね、楽しいねとポジティブな言葉を発していたのが印象的で、私自身もそれを見て嬉しい気持ちになりました。『ちいあま』、いろんな方に喜ばれるものになるんじゃないかなって、今、とてもワクワクしています。ありがとうございました。」

以上、共創プロジェクトプログラム「成果発表イベント」の前編レポートでした。後編はプレゼンテーションに対するQ&Aと企業と複業人材による共創の可能性についての考察をお届けいたします。

▼後編レポートはこちらになります。
https://dandanfukugyodan-matsuyama.jp/report-cocreationproject02

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