こんにちは!だんだん複業団コミュニティマネージャーの豊田です。
2023年からだんだんコミュニティに関わるようになり、「コミュニティ」の強さをとても感じるようになりました。
「コミュニティ」にもいろいろあり、趣味のコミュニティ、近所のコミュニティ、昔の友だちコミュニティなど、その範囲は広いです。私はその中でも、だんだん複業団のような「目的や使命を共通に集まるコミュニティ」に可能性を感じています。年初ということで、だんだんコミュニティがもつ(私が考える)ポテンシャルについて語らせてください!
※書いていくうちに長くなってしまったので、前後編にしました!前編では私の経歴から実感する「コミュニティの大事さ」をお伝えし、後編では「だんだん複業団がコミュニティとしてすごい理由」を語ります。
そもそも、コミュニティとは、なんなのか
昔、SUUMO(住宅情報媒体)に関わっていた際は、コミュニティといえば“地域でのつながり”を指しており、新たな場所で生活基盤や人間関係を築いていくのに必要なものでありました。
広辞苑によるとコミュニティとは・・・
〘名〙コミュニティー(community)
一定の地域に居住し、共属感情を持つ人々の集団。 地域社会。 共同体。(出典:広辞苑)
とのこと。かつては、地域社会や居住地域を同じくし、利害をともにする“共同社会”のことで、複数の人が集まって形成されるものを指し、“リアル”の集まりが必須でした。
ただ、現在では言葉のもつ意味が徐々に変わってきているように私は感じています。ネットが普及し、オンラインでの交流が一般的になったことをきっかけに、遠く離れた人たちの間で、趣味や志向性、目的、価値観が似ている人が集まれるようになりました。
- 最新のWebツールの利用ノウハウを共有するための技術コミュニティ
- プログラミングを始めた人たちで励まし合う学習コミュニティ
- 好きなアーティストの推し活をする人たちで集まるファンコミュニティ
これらのコミュニティは、近くに住んでいなくとも、“共属感情”さえあればWebツールでつながることができ、そこでシームレスなやりとりができさえすれば、リアルなコミュニティと同じような機能を果たすことができるでしょう。
否、もしかすると「近くに住む」というだけで集合するコミュニティよりも、価値観や目的意識が似ている仲間と集まることができ、その共属意識はリアルよりも強い可能性すらあります。
軽く経歴紹介(コミュニティと私)
私はこれまで、
・会社員:雑誌編集者、IT企業のサービス企画、Webメディアの企画職
・会社員+複業:上記にプラスし、知り合いから依頼され書籍の編集や会社案内の制作、プロジェクト立ち上げなど
・会社経営:現在
という働き方をしてきました。
会社員としての最初のキャリアは、雑誌編集者。社外のライターやカメラマン、デザイナーなど、専門スキルをもつ“個人”と仕事をしてきました。当然ですが専業で、所属する会社や自分の仕事に誇りを感じ、会社のために一直線に業務を遂行していました。ただ、社外の方と頻繁に関わるようになると、「編集力」を生かして「この仕事、手伝ってもらえない?」「プロジェクトに関わってもらえない?」と声をかけられるようになっていきます。
今でこそ「複業」や「副業」という言葉がありますが、当時(2010年ごろ)は今ほどブームでもなく、単純に「個人事業主」として業務を受けていました。
ジョインしたプロジェクトは、大小さまざまでした。企業の会社案内をゼロから制作するものから、電子書籍の企画出し〜編集〜出版までを担当したり、地域の人口流出を止めるための企画立ち上げから関わってほしい、などなど完全に「ダブルワーク」でした。
基本、毎日寝不足でしたし、飲み会に週8回ぐらい参加してました。会社員としての仕事は、もちろん楽しいしやりがいもありましたが、社外の仕事はさらに、自分が好きな業務に特化して行える点や、任されている感が嬉しくてどこまでも頑張ってしまいました。仕事は楽しかったですが、いま考えるとプライベートの時間はゼロでした。家にいる時間は、基本社外のプロジェクトに充てていたので、部屋は荒れているし、飲み会が続きすぎて肌も胃も荒れてました。
あと、「個」としての責任コミットが結構辛いところもありました。ちょっと苦手な分野の業務(例えば私だと、「ちゃんとする」のが苦手で正確な対応に自信がない)も対応しなければならずで、神経を使って大変でした。
こういう「個」と「会社」の中間地点的な働き方があれば、めちゃめちゃ自由で得意分野を生かせるのにな、自分が輝くのにな!!って思ってました。
前編終了!後編につづく・・・コミュニティの時代(後編)