-松山市内企業の熱量を感じた2日間-
こんにちは。2023年からだんだん複業団に参加しています、髙石美由紀と申します。
今回だんだん複業団の「現地フィールドワーク」に参加して、とってもわくわく充実した2日間を過ごせました。だんだん複業団に興味・関心を持たれている方にもぜひシェアをさせていただきたく、お話をさせてください。
だんだん複業団に参加したきっかけ
現職のキャリアコンサルタントとしての仕事柄かもしれませんが、世の中のいろんな職業や働き方について興味があり、WEBでの情報収集が日常になっています。
ある日WEBをみていたところ、たまたま「だんだん複業団」の募集のお知らせを発見しました。
WEBページをみた初めの印象は「面白そうだな」「でも、私のスキル・経験では難しいかな」。
ただ、だんだん複業団に参加することで、これまでとはまた違ったかたちで松山に関われるかもしれないというわくわく感もありました。
締切が迫っているのを見て(たしか締切当日とかでした・・!)、直感的にとりあえず申し込んでみようかなと思い、急ぎエントリーシートを作成して提出しました。
その時は「とりあえず提出」でしたが、気づいたらチェックイン講座にもしっかり参加していて、わくわくとした気持ちが日に日に大きくなっていて、「よし、フィールドワーク行くぞ!!」となっていました。
現地フィールドワークでの出会い
9月末にいよいよ松山での現地フィールドワークへ。
出発前に事務局から「フィールドワークのしおり」を受け取り、遠足の前のようなわくわく感でした。
私は前日から現地入りできたので、松山から少し足を伸ばして内子町に遊びに行ってきました。
これまで愛媛県南予エリアに自力(公共交通機関)で訪れたことがなく、電車だと不便なのでは・・と勝手なイメージがあったのですが、松山駅から特急でわずか30分ほどのおでかけでした。
ゆったりとしたおでかけに心を十分に癒されて。(内子、とっても良かったので、ぜひここの部分もまたお話したいです!)
夜は松山に戻ってきて、鯛めしと道後ビール。
明日への準備はばっちりです◎
そしていよいよ、どきどきのフィールドワーク1日目。
まずは会議室に集合して、参加メンバーの自己紹介からスタート。
事務局・市役所の方々があたたかく迎えてくださり、オンラインでお会いした方もいて、がちがち緊張していたのがすこしほっとしました。
ただ、ほっとしたのも束の間、ここから夜の解散までずっと、企業と参加者のみなさんの熱量を浴び続けました。
ほとんどの企業のみなさんからは、一度オンラインでお話を聴かせていただいていましたが、やはりリアルの熱量はちがう・・!
企業の方からの愛と熱量がいっぱいにつまったお話を聞いて、参加者のみなさんからの質問が出て、なんだか圧倒されながらメモをとってついていくのが精一杯でした。
初めはなかなか質問ができなかったのですが、どうしてもこれを聞いてみたい!と思って伝えた私のつたない質問に対しても、企業の方が真摯に回答してくださりとても嬉しく思いました。
会議室でのお話、実際に企業さん・店舗にお伺いしてのお話。
数時間があっという間に過ぎて、気づいたら1日目終了の時間でした。
1日目の夜は、そのまま解散するのも惜しく思い、急遽参加者のうち有志メンバーでごはんを食べに行きました。
この日が初めましてのメンバーで、年齢や住んでいる場所や職業も違いますが、フィールドワーク1日目を終えたことで、なんとなくチーム感が生まれていた気がします。
今日お話を聞いたこと・企画提案について・松山のこと・各自の参加動機など、、いろいろと話をしながら、おいしいごはんとお酒をいただきました。(事務局の方に教えてもらったお店が良かった・・!)
私自身も松山を訪れて、こうやってみんなでごはんを食べる機会はなかなかないため、とても嬉しい時間でした。
2日目朝の「散歩」には参加できませんでしたが、1社目の企業さん訪問から、また盛りだくさんな内容でした。(朝散歩メンバーは、お城山の中腹まで徒歩で登ってロープウェイで降りるコースを楽しんだそうです。お天気もよかったし、朝のお城山散歩気持ちよさそう◎)
お昼休憩を挟んで、気づいたらあっという間に、2日間で全9社(事務局からの企業紹介含む)のフィールドワークが終わりました。
最後の参加者の感想シェアタイムでは、なんだか胸がいっぱいになっていました。
このメンバーで一緒に過ごせたこと、企業さんにたくさんの愛と熱量を共有してもらったこと、たくさんの方にお世話になったこと、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
フィールドワークに参加して感じたこと
あっという間の2日間を終え、関西への帰り道に感じていたことは「嬉しい」気持ちでした。
これまで松山での「住む」「遊びにいく」という関わり方だけでは見えなかったのですが、こんなにも熱い想いをもって、事業を展開して頑張っていらっしゃる地元企業さんがあるんだということを知ることができ、とても嬉しく思いました。
また、今回の参加者のみなさんのように、松山に関心を持って関わろうと考えてくださっている方がたくさんいるということにも嬉しい気持ちになりました。
事務局・参加者のみなさん、企業の方々、たくさんのあたたかい人に恵まれて、私が松山を好きな理由でもある「あたたかい”松山的な”雰囲気」をたくさん浴びたフィールドワークでした。
今後やりたいこと・つないでいきたいこと
今この文章を書いているのは、現地フィールドワークから帰ってきて1週間経ったところ。ちょうど企業さんへの提案書を作成しているところです。
数日前にチェックアウト講座を受け、企業さんへの提案書の書き方を事務局の方からレクチャーいただきました。これまでの仕事で企業への提案書を書いたことはあるものの、自分個人からの提案書となるとなかなか難しい・・!と頭を悩ませながら取り組んでいます。
私個人のちいさな力が、本当に企業さんのお役に立てるのだろうかと不安な気持ちもまだまだ拭えません。それでも、フィールドワークで各企業さんの愛と熱量を存分に感じて受け取らせてもらったものに対して、お返事としてぜひなんらかの形では伝えたいと強く思いながら取り組んでいます。
今回の複業団の愛称でもある「だんだん」。
私自身はこの「だんだん」という方言をリアルで使ったことはないのですが(笑)、
だんだん複業団の目指す、【松山市内企業と人材が「だんだん」とお互いに分かり合い、関わった人たちが笑顔で「ありがとう」と想い合い、お互いを好きになってもらいたいという意味を込めています。】という優しくあたたかいコンセプトを読んで、今回とても好きなことばになりました。
事務局・参加者のみなさんには、松山にゆかりのある方はあまり多くないはずなのですが、オンラインでお会いする時もフィールドワーク当日も、なぜか「あたたかい松山的な雰囲気」が溢れているのが、だんだん複業団の魅力的なところで好きなところだなと感じています。
今回のフィールドワークを通して、地元・松山のこれまで知らなかった新しい魅力をたくさん発見できたことで、より松山が好きになったとともに、もっと松山のためにできることを見つけていきたいと思いました。さらにお役に立てる自分になれるようパワーアップしていきたいなとも感じています。
また、今回お話をさせていただいた、フィールドワークを通した企業への提案以外にも、「共創プロジェクト」という複業人材が”チーム”になり企業さんの支援をするプロジェクトもこれから始動します。さまざまなかたちで松山に関わることで、松山の地域や企業さんが、もっともっと優しくあたたかく元気になっていけるように、微力ながらお手伝いができれば幸せに思います。
今回、フィールドワークで出会ったみなさまに心からの「だんだん」の気持ちと、
ここから「だんだん」とさらに、たくさんの方々と出会えることを楽しみに。
これからもだんだん複業団と一緒に楽しんでいきたいと思います!